我が家と海の間にある空き地は私の資材調達場。見栄えの良い石、造成業者が運んでくる水はけの良さそうな砂質土、たまに混じってくる古い煉瓦やコンクリートブロックに頑丈そうな木切れ・・・そんなものが土に埋められる前にと、人気がない時を見計らっては拾って庭造りに使ってきました。でも、土をバケツで運んだり、石を抱えて運ぶのは大変。そんな時、ふと目に止まったのがまるで捨て犬かなにかのように、雨ざらし日ざらしで放置された猫車でした。
以来、私と猫車の日々が始まりました。朝に夕に、土を乗せ、石を積み、家の周りをぐるぐると廻り、かつて指をくわえて眺めていた大きな石を運び上げ、転んだりぶつかったり、怪我をしたり凹んだり、そうしていくつもの花壇が完成していきました。そうそう、じつはこの猫車、たまに来て近くを造成している業者さんのもの。「ほとんど使わないから」とうちに預けられ、「いらないから」とついに針槐庭の仲間になりました。
なくてはならない頼もしい相棒だった猫車は7年の時を経て、ついに使い物にならなくなりました。でも、捨てるなんて……と迷っているうちに雨水が溜まり、いつの間にかヒヨドリたちの公共浴場になりました。スズメや他の鳥たちも水を飲みにやってきて、猫車もとても満足そうに見えるこの頃です。/15.Apr.2003
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特設:猫車記念館
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