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ラベルから読める品質の表示オリーブオイルの主要生産国はIOC*に加盟しています。IOCは、厳密な分類基準を策定することによりオリーブオイルの品質保護につとめています。 残念ながら日本はIOCに加盟しておらず、名ばかりのエキストラバージンが堂々と店頭に並んでいたりする悲しい現実があります。 ここではオリーブオイルを選ぶ時に参考になる、ラベルの表示をピックアップしてみました。 Raccolta a Mano Applicando le Tradizionale Tecniche Olearie DOP(Denominazione
di Origine Protetta)
Estratto
a Freddo Non Filtrato 搾ったばかりのオイルには微細な果肉が混じるため、濾過して透明なオリーブオイルになりますが、濾過しないままのノンフィルターは希少なオイルで、とろりと濃い味わいは絶品です。 長所は、濾過しない分だけたっぷりの風味や有効成分が残る点。短所は果肉が含まれているため酸化しやすく、傷みが早い点です。なるべく早いうちに使い切りましょう。また、澱が沈殿していたら、混ざらないように瓶を移し替えるなど工夫しましょう。 |
Prodotto
biologico 「Prodotto biologico」は、そのイタリアで、農薬や化学肥料の残留検査、生産ラインの検査などの厳しい基準と審査をパスして、やっと認証番号と認証マークが付与される有機栽培の認定です。 化学肥料の使用を完全に止めた後、3年を経過しなければ、認証機関へ有機栽培の申請ができません。また、申請後には農場や工場への抜き打ち検査もあります。徹底してますね。
Prodotto e imbottigliato da 〜
シングル・エステートには、高品質のオイルが多く、ブレンドにはリーズナブルな価格帯のものが多いですが、かと言ってブレンドのオイルがダメ!ということではありません。 オリーブも生き物。天候や降雨量などにより品質は大きく左右されます。ここでオリーブを知り尽くしたプロのブレンダーの登場です。 酸度*が高すぎる・苦みが強い・・・そうした問題点を、他のオイルの個性と組み合せることで、新しい味に仕上げます。まさにマエストロ・・・この技術も、またひとつの伝統ですね。 * IOC*(International Olive Council:国際オリーブオイル協会) * オリーブオイルの「酸度」とは、脂肪酸が遊離している度合いのことです。例えば酸度1%ならば、オリーブオイル100gに対して1gの脂肪酸が遊離しています。酸度は低いほど酸化しにくく、高品質なオイルと言えます。 |
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