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海外アンソロジー

傑作短編集事情:脈々と受け継がれてきた先人たちの夢の跡


ウィアード・テールス /1923〜1954

ウィアード・テールスとアーカムハウス (後世へ続く出版者事情)

闇の展覧会 /1980

ナイトヴィジョン /1987〜


ウィアード・テールス
……Weird Tales……
1923〜1954 /ルーラル社(USA)
31.Jul.1984〜15.May.1985発行 /全5刊/那智史郎 宮壁定雄=編/国書刊行会

ウィアード・テールス
ウィアード・テールズ研究書(洋書)

パルプマガジン『ウィアード・テールス』

今もなお、手に取るだけで私をウキウキさせてくれるパルプマガジン『ウィアード・テールズ(以下W.T.)』は1923年から1954年まで、およそ30年という長期にわたってアメリカで刊行され人気を誇ったホラー中心の雑誌である。日本でも、多くのホラーファンが手にしたいと憧れた雑誌でもある。
パルプマガジンとは1898年に発売された第一号の冒険総合小説誌“アーゴシー”から出回るようになったアメリカ独特の大衆娯楽雑誌のことで、粗悪なザラ紙に印刷され、扇情的な表紙に彩られた雑誌の総称。『Cheap THrills』というパルプの研究書があるが、まさにCheap(当時のコーヒー一杯分くらいの値段)でたっぷりのTHrills(多くの投稿作品)が楽しめた。
パルプは一部の人たちの間で「下品」「安っぽい」「野卑」「低俗」「不道徳」と評され、『W.T.』についてはさらに「毒々しい」「おぞましい」「こけ威し」というオマケが加わった。だが、評価はどうであれ、良い雑誌は良い作家を育てる。『W.T.』はやがて、H.P.ラブクラフトをはじめ多くの天才を世に送り出す登竜門となった。
『W.T.』の創始者はジェイコブ・C・ヘネバーガー。ビアースやポーなどの前例はあるものの、'20年代にはまだ怪奇小説を積極的に出版してくれる環境はなかった。そんな中でヘネバーガーは、怪奇小説作家たちに「書きたいものを自由に書かせる場を与える」ために出版社ルーラル社を創設し、やがて『W.T.』を発刊するに至った。


『ウィアード・テールズ』を彩った画家たち

B級怪物映画のポスターのような表紙がパルプマガジンの大きな特徴のひとつだ。初期の『ウィアード・テールズ』の表紙はみすぼらしいものだったが、ライト編集長はニューススタンドで読者の目を引く方法として裸の美女を画家たちに描かせた。ファンの中にはストーリーとかけ離れ過ぎているとの批判も多かったようだが、「ウィアード・テールズと言えばブランデージ」と言われるほど、ブランデージが描いた美女たちは鮮烈な印象を残し、マーガレット・ブランデージは'40年代まで専属の画家として腕を奮った。
だが、中心作家のラブクラフトなどもブランデージの表紙には批判的で、想像力のある見るべき絵を描いている画家として名前をあげていたのが、怪物を描くのに優れたヒュー・ランキン、精緻で華麗な絵で読者を魅了し、のちに挿絵でヒューゴー賞を受賞するヴァージル・フィンレイ、おどろおどろしい世界を描かせると右に出るものはいないフランク・ウトパテルの三人。ランキンとフィンレイもライト時代に挿絵画家として大いに活躍した。ウトパテルはたまに採用される程度だったが、のちにオーガスト・ダーレスのアーカム社で本領を発揮する。他にも内面的な空想世界を描くことに優れ、のちに挿絵でヒューゴー賞を受賞するハネス・ボク、グロテスクな絵だが愛嬌があるリー・ブラウン・コイなど、のちに多くの出版社で活躍することになる絵師たちが競って表紙を飾った。


『ウィアード・テールズ』を彩った画家たち

1923年創刊号〜1924年4月号
初代編集長は探偵小説作家エドワード・ベアド。『ウィアード・テールズ(以下W.T.)』に先立って刊行された『ディテクティヴ・テールズ』の編集長で、同誌と兼任でこの職に就いた。この頃はあまりにも表紙がお粗末で、伝統的な幽霊物中心で個性がなく、予算もないことから売れっ子作家の作品も掲載できず、絶対的赤字がつづく。だが、この頃から、のちに『W.T.』の看板作家となるシーベリー・クイン、H.P.ラブクラフト(ヘネバーガーの強い推薦)が毎号のように顔を出すようになっており、希望の芽は育っていたということになる。
やがて、ヘネバーガーは『W.T.』を続刊させるため、ルーラル社のドル箱である『カレッジ・ヒューマー』とようやく軌道に乗った『ディテクティヴ・テールズ』を売却し負債の返済に充てる。ヘネバーガーの『W.T.』への愛着が見える嬉しい(気の毒でもある)話だが、じつは負債はどうにもならないところまで来ていて、結局は『W.T.』の出版はポピュラー・フィクション社に移る。ヘネバーガーは、この後もなんとか『W.T.』を取り戻そうと頑張るが、その願いはついに叶うことはなかった。
ポピュラー・フィクション社のオーナーは編集に口を挟まず、『W.T.』は従来通りの編集で刊行を続けた。赤字続きの『W.T.』を買い取ったポピュラー・フィクション社も、これまた『W.T.』になんらかの執着を持っていたのだと思える。ベアドは辞任後、『ディテクティヴ・テールズ』の編集長を続行することになる。

1924年11月号〜1940年3月号
二代目編集長はベアド時代に原稿閲読係をしていたファーンズ・ワース・ライト。ラブクラフトから「シカゴの凡庸な作家」というちょいと哀しい評価をいただいたライトは、急がず『ウィアード・テールズ(以下W.T.)』の改造に乗り出し、とくにレギュラー作家を育てることに力を注いだ。
H.P.ラブクラフト、シーベリー・クインを筆頭にフランク・オーエン、ヘンリー・S・ホワイトヘッド、ロバート・E・ハワード、クラーク・A・スミス、フランク・B・ロング、ドナルド・ワンドレイオーガスト・ダーレス、ホフマン・プライス、マンリー・W・ウェルマン、エドモンド・ハミルトン、アーサー・J・バークス、ロバート・ブロック・・・後世に名を残す作家が、続々とデビューした。
これらのレギュラー作家たちは腕を競い合って『W.T.』を盛り立てた。また、H.P.ラブクラフトが陰で作家たちを励まし、交流を計ったことも優れた作家を多く生み出す基盤になったという。加えて、ライトは誌面を一新した。表紙や挿絵を彩る優れた画家たちの登場も相まって、『W.T.』はアメリカ大恐慌の時代をも乗り切って十年を越す長きにわたる黄金期へと突入した。
だが、それも'36年末、人気作家ロバート・E・ハワード、H.P.ラブクラフトの相次ぐ死去により売り上げは低迷。また'38年、ポピュラー・フィクション社が出版業界から手を引いたため、今度はショート・ストーリーズ社に移る。ショート・ストーリーズ社は運営、編集にかなり口を出し、赤字対策のためさらに紙質を落とし(それでなくとも紙質は悪かったのに)、頁数を減らし、原稿料や画料を削減、ついにはライトをも解任する。作家や画家たちは次々と『W.T.』を離れ、ライトは'40年3月号を最後に『W.T.』を去り、就任直後から患っていた病気が悪化して間もなく病死した。

1940年4月号〜1940年3月号
三代目編集長はベテランのキャリアーの女性編集長ドロシー・マクルレイス、『ショート・ストーリーズ.』との兼務だった。多くの作家が去った後、ラブクラフト・サークルで常時寄稿していたのはオーガスト・ダーレス、ロバート・ブロックくらい、ほかにライト時代から残っていたのはクイン、ウェルマン、ハミルトンなど。マクルレイス時代から新たに投稿を始めたのは、わがレイ・ブラッドベリ、そしてシオドア・スタージョン、フリッツ・ライバー、ジョセフ・P・ブレナン・・・とこれはこれでお尻がそわそわする顔ぶれで、私が初めて入手したのもこの頃の物だった。すでにラブクラフトを知らない世代になっており、戦争の時代でもあり、パルプマガジン自体が衰退の時代に入っていた。
だが、資金面でもかなりうるさかったショート・ストーリーズ社でさえ『ウィアード・テールズ』は廃刊せず、他のマガジンの利益で刊行を続けている。『ウィアード・テールズ』には、やはり関わる誰をも魅了する何かがあったのだと思う。'43年には頁数は120頁に削り、'49年5月号には定価も再値下げ、'53年9月号からはダイジェストサイズに変更されたものの廃刊はせず、ついに'54年9月号一一通巻279号で、ショート・ストーリーズ社の倒産と共にその歴史を閉じた。

だが、こうして多くの人たちが守り通した『ウィアード・テールズ』は、「怪奇小説を書きたい作家たちに自由に書かせる場を与える」という創始者ジェイコブ・C・ヘネバーガーの願いと共に、確実に後世に受け継がれていくことになる。『ウィアード・テールズ』には、そこに納められたワクワクするストーリーの数々と共に、これを育てた人たちの思いがたっぷりと詰まっているからこそ、長い時を経た今も、私たちをワクワクさせてくれるのだろう。先人たちに感謝!



『ウィアード・テールズ』を楽しもう!

Weird Tales/The Unique Magazine
英語サイトですが、情報満載のサイトです!
 The Authors :作家たちの写真とコメント
 The Artists :画家別の表紙
 Special Feature :ブランデージのインタビュー記事
 The Covers :山盛りの表紙写真
 The Stories :ストーリーの紹介
 More Info :リンク、その他情報

『ウィアード・テールズ』を読む?

蝋燭/レイブラッドベリ(書庫へ/1942年11月号
むかしむかしのホラーの味わいをお楽しみください

参考資料
ウィアード・テールズ別巻
(研究書日本語版)
15.May.1985発行/那智史郎 宮壁定雄=編著/国書刊行会

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ウィアード・テールスとアーカムハウス

このページで紹介する短編集とは直接関係はないのだが、以降のアンソロジーが出版されるのにアーカムハウス抜きでは話は進まない。というわけで、しばし脱線。
『ウィアード・テールズ(以下W.T.)』の常連投稿作家オーガスト・ダーレスは、'37年にH.P.ラブクラフトの訃報を受け、なんとかしてラブクラフトの作品を世に出す方法はないものかと思案をめぐらせた。『W.T.』の人気作家だったラブクラフトだが、怪奇小説という市場の狭さから、また出版に消極的だったラブクラフトの姿勢から作品集を引き受けてくれる出版社はなく、ついにダーレスは自費出版を決断する。同じく『W.T.』の作家仲間ドナルド・ワンドレイ、ラブクラフトの叔母や従兄弟の協力を得たダーレスは、私財を投じてウィスコンシン州の田舎町ソーク・シティーにアーカム・ハウス(アーカムはラブクラフトの作品によく出てくる架空の町の名前)を設立した。
'39年、ラブクラフトの初の作品集“The Outsider and Others”を世に送り出したダーレスは、この後30年もの間諦めることなくキャンペーンを続け、ラブクラフトの素晴らしさを世界に知らしめた。田舎町ソーク・シティーは伝説の地となり、小さな出版社アーカム・ハウスはホラー・SF専門の出版社として一躍名を馳せた。商売上の儲けよりも最上の作品を見出すことに重きを置いた創設者ダーレスは、生涯をかけてレイ・ブラッドベリ、ロバート・ブロック、その他多くのホラー作家たちを輩出し、当時から売れにくいとされていたアンソロジーの分野でも数多くの名作を生み出し、その作品群は今もコレクターたちの垂涎の的となっている。
ダーレスは『W.T.』の中ではシーベリー・クインに次ぐ量産作家だったが、『W.T.』に発表した一連のクスルウー神話はラブクラフトのために書かれたものだと言う研究家も多い。“The Outsider and Others”の出版後も『W.T.』に広告を載せることはもちろん、自身の投稿作「闇に棲みつくもの」の中でちゃっかりと宣伝までしていたという。『W.T.』のラブクラフトサークルから始まったアーカム・ハウスもまた、ある意味では『W.T.』に育てられたようなものだろう。そして今度はダーレスの情熱に胸をときめかせていた多くの後輩たちが、『W.T.』やダーレスの足跡を辿ることになり、以下の素晴らしい短編集が生み出されることになる。


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DARK FORCES 闇の展覧会
モダン・ホラー書下し傑作集→amazon.co.jp
1980年出版 /カービー・マッコリー=編/ダークハーベスト社(USA)
1982年出版 /カービー・マッコリー=編/ハヤカワ文庫 / 矢野浩三郎・真野明裕=訳/辰巳四郎=装幀

闇の展覧会
洋書 Paperback

編者: Kirby McCauley カービー・マッコリー
「オーガスト・ダーレスはそれと知らずに、私がこの本を出版するに至る、最初の道をつけてくれた。」幼い頃からダーレスに心酔していたカービー・マッコリー少年は、やがてダーレスの歩んだ道を追随し、書下し短編アンソロジー“Frights”で77年度世界幻想文学大賞ベストアンソロジー部門賞を受賞した。さらに独自の編纂による短編集の構想を練ったマッコリーは'80年、画期的な短編集『闇の展覧会』を発表した。以来20余年、『闇の展覧会』は今も質の高い最上のモダンホラー短編集として多くのホラーファンを魅了している。
ちなみにこのマッコリー氏はアンソロジストであると同時に著作エージェントでもあり、スティーブン・キングの初めての著作エージェントを勤めたり、キング作品の映画版“クリスティーン”(監督:ジョン・カーペンター)で製作総指揮を勤めるなど、多方面で活躍している。

特徴:画期的な編集方法で成功したハーラン・エリスン編纂のサイエンス・フィクション書下し短編集“Dangerous Visions”を念頭におき、ホラーばかりでなくSF、純文学畑の作家などにも広く呼びかけ、それぞれに「得意分野でのスーパーナチュラル(超自然的恐怖)をテーマとした作品」を書き下ろしてもらい編纂してあるので、全体的に幅の広い、個性溢れる短編集となっている


闇の展覧会1 収録作品

・はじめに カービー・マッコーリー
・遅番/The Late Shift デニス・エチスン
・敵/The Enemy アイザック・バシェヴィス・シンガー
・闇の天使/Dark Angel エドワード・ブライアント
・三六年の最高水位点/The Crest of Thirty-six デイヴィス・グラッブ
・マーク・インゲストリ――客の物語
 /Mark Ingestre: The Customer's Tale
ロバート・エイクマン
・夏の終るところ/Where the Summer Ends カール・エドワード・ワグナー
・ビンゴ・マスター/The Bigo Master ジョイス・キャロル・オーツ
・探偵、夢を解く/The Detective of Dreams ジーン・ウルフ
・霧/The Mist (書庫へ) スティーヴン・キング

闇の展覧会2 収録作品

・復讐するは……/Vengeance Is. シオドア・スタージョン
・闇の孕子/TheBrood ラムジー・キャンベル
・笛吹く古井戸/The Whistling Well クリフォード・D・シマック
・ゲロンチョン/The Peculiar Demesne ラッセル・カーク
・石の育つ場所/Where the Stones Grow リサ・タトル
・クリスマスの前夜
 /The Night Before Chiristmas
ロバート・ブロック
・莫迦げた思いつき/The Stupid Joke エドワード・ゴーリー
・見えざる刺/A Touch of Petulance (書庫へ) レイ・ブラッドベリ
・リンゼイと赤い都のブルース
  /Lindsey and the Red City Blues
ジョー・ホールドマン
・赤黒い薔薇の庭/A Garden of Blackred Roses チャールズ・L・グラント
・昼、フクロウの鳴くところ
 /Owls Hoot in the Daytimes
マンリイ・W・ウェルマン
・精神一到……/Where There's a Will R・マシスン&R・C・マシスン
・罠/Traps ゲイアン・ウイルソン
・王国の子ら/Children of the Kingdom T・E・D・クライン

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NIGHT VISIONS ナイトヴィジョン
1987年出版 /ダークハーベスト社(USA)
1990年出版 / ハヤカワ文庫

上記カービー・マッコリー編『闇の展覧会』の大ヒットにより、出版界ではホラー短編集の過当競争が始まり、玉石混交の短編集が出回るようになった。その中でも評価を集めたのがダグラス・ウィンター編の『ナイト・フライヤー』、デニス・エチスン編の『カッティング・エッジ』、そして人気シリーズとなったこの『ナイトヴィジョン』である。
『ナイトヴィジョン』は'87年、アラン・ライアンの発案によりスタートした人気シリーズで、アンソロジーの名門ダークハーベスト社から出版された。序文を書いている顔ぶれだけ見てもにやけてしまうほどの豪華メンバー。ディーン・R・クーンツ目当てに買ったこの短編集で、私はロバート・R・.マキャモンをはじめ多くの作家たちに出会った!!!

特徴
ホラーおよびダークファンタジーの分野にあって、すでにその地位を確立した当代最高の作家たちと、将来有望なよりすぐりの新人作家たちによる珠玉の作品のショーケースとして企画された
各巻には三人の作家による、それぞれ合わせて三万語ずつの新作短編を収録する、したがって、読者はそれぞれの作家の持味をじゅうぶんに堪能できるはずだ(従来こうしたシリーズに定められる「一作品一律○○枚」といった制限がなく、「三万語以内であれば何作書いてもよい」という当時にしては画期的な試みにより、作家たちが枚数制限に縛られることなく思いっきり自由に腕をふるえたという)
各巻に豪華なゲストの序文が載せられている


収録作家一覧

第1巻/1984 序文   アラン・ライアン
収録作家 C・L・グラント スティーブ・ラスニック・テム タニス・リー
第2巻/1985 序文   C・L・グラント
収録作家 デイヴィッド・マレル ジョセフ・ベイン・ブレナン カール・エドワード・ワグナー
第3巻/1986 序文   ジョージ・R・R・マーティン
収録作家 ラムジー・キャンベル リサ・タトル クライヴ・パーカー
第4巻/1987
ハードシェル →amazon.co.jp
序文   クライヴ・パーカー
収録作家 ディーン・R・クーンツ(書庫へ) エドワード・ブライアント ロバート・R・マキャモン(書庫へ)
第5巻/1988
スニーカー →amazon.co.jp
序文   ダグラス・E・ウィンター
収録作家 スティーブン・キング(書庫へ) ダン・シモンズ ジョージ・R・R・マーティン
第6巻/1988 序文   ディーン・R・クーンツ
収録作家 F・ポール・ウィルソン レイ・ガートン シェリ・S・テッパ
第7巻/1989 序文   スタンリー・ウィアター(インタビュー)
収録作家 リチャード・レイモン チェット・ウィリアムスン ギャリー・ブランドナー
第8巻/1991 収録作家 ジョン・ファリス スティーヴン・ギャラガー ジョー・R. ランズデール
第9巻/1991 収録作家 Thomas Tessier James Kisner Rick Hautala
第10巻/2001 収録作家 ジャック・ケッチャム ジョン・シャーリー ディヴィッド・B・シルヴァ
出版社:Subterranean Richard Chizmar編集
*Dark Harvest社のナイトヴィジョン シリーズをそのまま引き継いで、2001年1月1日に刊行された

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