フン族のアッチラ女王 /1987年作/大久保寛=訳
温かいコーヒーと焼き立てパンの香りに包まれた団らんのお茶の間に、バフッ!とエーリアンが飛び出てきたような、なんだか奇妙で温かい味わいの怖〜いお話。ちいさなジェイミーも勇気凛々、初恋を賭けて闘いに挑む!
闇へ降りゆく Down toi the Darkness /1986年作/大久保寛=訳
足元からひんやりと冷気が上がってきて、背中を伝って、首筋を抜けて……。ふと気がつくと、私も一緒に濃い闇の底にいて、振り帰っても、今度ばかりはクーンツも助けてくれない。とことんストレートなホラー、これは怖い!暗闇恐怖症の方はご用心!
オリーの手 Olie's Hands /1972年作/内田昌之=訳
オリーの手は……やさしくて、哀しい重荷なのでした。
ひったくり Snatcher /1986年作/大久保寛=訳
文庫本で25ページというショートショートなのに、テンポよくビシッと決まったホラー。さすがクーンツ!人生は、確かに良いことづくめではない。
罠 Trapped /1989年作/白石 朗=訳
降りしきる雪嵐の中、メグとトミーと愛犬ドゥーファスは思いもよらない罠にはまることになる。追うものと追われるものの逆転が恐ろしい。
ブルーノ Bruno /1971年作/白石 朗=訳
うっひゃ〜!かちんこちんのハードボイルドで語られる世にも可笑しなSFの世界!スピルバーグが宇宙旅行の父でディズニーは武器製造業者……!?
なんとも絶妙なクーンツのユーモアにただただ脱帽。。。絶対に、絶対に、絶対に、読むべしー!
ぼくたち三人 We Three /1974年作/安田 均=訳
クーンツは文庫本18ページで世界を破滅させてしまった!!! |