五月のすこやかセージ
・SO! SAGE (ソーセージ)
・セージでオードブル

 

五月のすこやかセージ

ヨーロッパでは古くから「五月にセージを食べると一年間病気知らず」「長生きしたければセージを食べなさい」という言葉があったほど、本当に体によく美容効果も高いハーブです。食欲増進、消化促進、健胃整腸、解熱、血圧効果、防腐殺菌、強壮作用、咽喉炎にも効きます。
セージの属名“サルウィア”には「救う」「癒す」という意味があり、古代から万能薬として重宝されてきました。香りには神経の不安を取り除くという効果もあり、数え上げればきりがありません。でも、なによりもすごいのは、やはりあの独特の香りでしょう。慣れると病み付きになってしまいます。
5月はセージも一番美味しい季節です。美味しいフレッシュをたくさん食べて、元気に若返りましょう!ただし、セージは香りが強いので、料理には少なめに使います。葉っぱをてんぷらにすると、ぱりっと香ばしくて、慣れるには良いかもしれません。セージの香りに慣れてしまうと・・・これはもぅ病み付きになります!!!

バジルの栽培法は『ハーブ&お野菜』の“乾燥を好むハーブ”へどうぞ



ハーブで健康ソーセージ
保存のための防腐効果や香りづけにセージを使ったことから“ソーセージ”の名が付いたそうです。セージやバジル、ローズマリーやタイム、いろんなハーブを使って美味しいソーセージを作りましょう。
チキンとミントといったシンプルな組み合わせでもあっさりと美味しく、いろんなハーブをブレンドしてオリジナルメニューを作るのも良いでしょう。たくさんハーブが採れたら、たっぷり作って保存しましょう。保存用にはもちろん、セージ、ローズマリー、タイムなどを防腐剤代わりに入れます。材料をすりつぶして腸詰めの皮に詰めても美味しいですが、粗みじんの状態でワイルドにカントリーソーセージにするのも、これまた美味しいですよ。いろんな形にまとめて楽しみましょう。

【材料と作り方】
豚挽き肉 200g/塩 小さじ半分/黒胡椒や唐辛子 好みで/好みのハーブ

1、ハーブは荒みじんくらいに切っておき、材料を全部練り合わせますが、好みでニンニクや唐辛子、木の実などを入れても美味しいですよ。

2、少し焼いて味見をし、ハーブの量や塩味などよければ、一口サイズに丸めて、冷蔵庫で30分以上ねかせます。長く寝かせれば寝かせるほど美味しくなります。あとは、焼くだけの手軽さです。


セージでオードブル
ちょこっと手間はかかりますが美味しい一品。イタリアの伝統的な料理、サルティンボッカのアレンジです。我が家に遊びに来るお客さまからは「セージのあれを食べさせて!」と、日程の連絡と同時にリクエストがあるほど人気のオードブルです(笑)。

【作り方】
生姜焼き用など焼肉用の豚肉を叩いて薄く伸ばします。かるく塩胡椒した後にセージを2,3枚(ドライなら一つまみ)並べ、その上に生ハム、チーズを重ね、小麦粉を薄くまぶして二つ折りにします。更に両面に小麦粉を軽くまぶして、ニンニク、唐辛子で香りを付けたバターやオリーブオイルでこんがり焼きます。一丁あがり!

【RITZ流エッセンス】
同じお皿に並べるもので、セージ・ハム・チーズの代りに紫蘇・きざみ梅肉・黒ゴマ・からしメンタイなど使う手もあります。これもちょっと和風で美味しいのでオマケに。豚肉を鶏のささ身に変えると更にさっぱり。ただし、ささ身は叩いて伸ばしてはいけません。薄く開いて巻き込むようにします。表面の小麦粉はあってもなくても美味しいですよ!


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