沈丁花(ジンチョウゲ)
利用:花をポプリに使います
初恋を知ったか知らぬ頃・・・ 花の香りに心魅かれるようになりました 雨あがりの通学路に漂っていた沈丁花の甘い香り 香りを追ってみつけた美しい芝生と薔薇の庭で 蕾のついた沈丁花の一枝をもらいました 初めて大人の女性に憧れました それから数年後、家の改築の際に偶然にも 私はその庭のある家に下宿することになりました 飛び上がるほど嬉しい出来事でした 庭造りを始めて、最初に探したのは・・・ もちろん沈丁花でした
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英名:winter daohne 日本名:沈丁花 中国名:沈丁花、丁字草、丁字、沈丁、瑞香 ジンチョウゲ科の常緑低木。英名は「ウィンター・ダフネ」・・・ダフネはギリシャ神話に登場するアポロンの初恋の美少女。アポロンはダフネを求めて追いましたが、その愛に応えられなかったダフネは逃げつづけ、逃れ切れなくなると父の助けを求めて月桂樹に化したという神話があります。冬のダフネという美しい形容はなにやら伝説を含んでいそうで、その由来が気になるところです。沈丁花の無垢な美しさをダフネに喩えたのかもしれませんね。 沈丁花は白!・・・と思い込んでいたけれど、斑入沈丁花というのもあり、育ててみると可憐でかわいいものです。まだまだ幼い木ですが、毎年たくさんの小ぶりの花を咲かせ、すばらしい香りで楽しませてくれます。白花と班入りのピンクの苗を選び、15cm程度で植え付け、どちらも背丈は60cmくらいになりました/1999年春 ずいぶん大きくなってきました。と言っても、成長はあまり早い方ではないですね。今年も小さな株に山盛りの花、素晴らしい香りで楽しませてくれました。白花、班入りの花がちょっとずれて咲くので香りが長く楽しめて、ちょっと得した気分です。/2001年春 だんだん大株になりつつあります。背丈は90cm弱。/2003年春 |