■死ぬかと思った ■罠にはまった ■胸にこたえた ■腹がよじれた ■寝るかと思った

Dean Koontzの書庫
ディーン・クーンツの書庫

 

ベストセラー

'70〜'80年代の著作

あっという間にストーリーの中に引きずり込まれる爽快感はクーンツならでは!!!

涙を飲んで選ぶオススメの一冊
ウォッチャーズ

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洋書paperback
ミッドナイト MIDNIGHT/上下巻
1989年度作/文春文庫/野村芳夫=訳/装画=藤田新策/'00年再読
ブックマーク
「新しい世界を夢見る海辺の町が月光の下で貌を変える」
美しい海辺の町で続く恐るべき殺人。一人、また一人とやられていく。ヒタヒタと押し寄せる殺人者たちの足音に、ひたすらに信じ合うことで正気を保とうとするわずかな人々。勇敢なちいさなクリシーや、忠実な介護犬のムースも主人のためと頑張るが……あぁ、たんこぶが痛々しい。


洋書paperback
ウォッチャーズ WATCHERS/上下巻
1987年度作/文春文庫/松本剛史=訳/装画=藤田新策・デザイン=坂田政則
第12回日本冒険小説協会大賞(海外冒険小説部門)/'00年再読
ブックマーク
「この犬はただものではない。何かを言おうとしている!」
逃げるアインシュタイン、執拗に追うアウトサイダー。犬が主人公として描かれたこのウォッチャーズは、何度読んでも感動する一冊。クーンツの生きるものたちに対する深い愛情は、愛らしく凛々しいアインシュタインばかりでなく、哀しいアウトサイダーへの描写にも読み取れる。ウォッチャーズは絶対お薦めの一冊です。たくさんの方に読んでいただきたい。。。


洋書paperback
トワイライト・アイズ TWILIGHT EYES/上下巻
1987年度作/角川文庫/汀一弘=訳/装画=永田千秋
ブックマーク
「ゴブリンが人間に仕掛けた罠!」
17歳の少年スリムは危険を予知する千里眼めいた知覚、“薄明眼”の持ち主。美少女ライアと三つ眼の大男ジョエルと共にゴブリンに戦いを挑む。このゴブリン……強くて、怖くて、なんとも憎らしい。カーニバルの中を思いっきり走り回って、わくわくの追っかけっこが嬉しい。


洋書paperback
戦慄のシャドウファイア SHADOWFIRES
1987年度作/扶桑社ミステリー/白石朗=訳/装画=天野喜孝・装幀=コガワ・ミチヒロ
ブックマーク
「追ってくる! 殺される!」・・・こんなものにだけは、決して追われたくはないぞ。。天才的な遺伝子工学者の死からはじまる奇妙な追跡劇。妻レイチェルを追って、追って、様々な人間を巻き込みながら砂漠を駆け抜ける悪夢は、常に変貌を遂げながらラスベガスに向かう。その恐怖、砂漠の夜の無気味さには息を呑むばかり!


洋書 hardcover
邪教集団トワイライトの追撃 THE SERVANTS OF TWILIGHT/上下巻
1984年度作/扶桑社ミステリー/白石朗=訳/装画=天野喜孝・装幀=コガワ・ミチヒロ
ブックマーク
「おまえの正体はお見通しだよ、ちっこい怪物め」「その餓鬼は生かしちゃおけん」・・・明るい真昼のショッピングセンターで、6歳のちいさなジョーイにまとわりつく妖しげな老婆。その日から突然、ジョーイを奪おうとする謎の教団の執拗な追撃が始まった。愛犬チューバッカも小さなご主人のために捨て身の活躍。


洋書pocketbook
ファントム PHANTOMS /上下巻
1983年度作/ハヤカワ文庫/大久保寛=訳/装画=方緒良/'00年再読
ブックマーク
たまたま街を出ていた姉妹が街に戻ってみると、たった一日のうちに五百人近い住人のほとんどが消えていた。残っていたのは奇妙ないくつかの死体、そして、どこかから注がれる凍りつくような視線だけ・・・のっけからグイグイと物語に引きずり込まれてしまう。あっという間に読み終えたストーリーは迫力満点!


洋書paperback
闇の目 THE EYES OF DARKNESS
1981年度作/光文社文庫/松本みどり=訳/装画=石川 俊・装幀=渋川育由
ブックマーク
雪のシエラ山脈のバス転落事故で、乗っていたボーイスカウトは全員死亡・・・事故から一年、いまだ息子の死を受け入れられないティナの周りで不思議なことが続く。息子の部屋の黒板に書かれた「シンデハ イナイ」という文字、パソコン画面には「ココカラ ダシテ」というメッセージが……ゾッとするような怖い出来事から始まって、徐々に引きずり込まれるうちに、まったく種類の違うゾッとする話で終わる。ま、クーンツの場合はほとんどがそうなのだが、最後に救われる気分で少しはホッとできるところがクーンツならではだろう。一晩で読破。


洋書pocketbook
ウィスパーズ WHISPERS/上下巻
1980年度作品/ハヤカワ文庫/竹生淑子=訳/装画=上原 徹
ブックマーク
深夜、ヒラリーの家にかつて会ったことがある男が侵入したが、ヒラリーの機転で男は逃走した。しかし、すぐに通報して駆けつけた警察が調べたところ、男は何百キロも離れた自宅にいたことが確認された。そして翌朝、再び現れた男をヒラリーは殺してしまう。なのに、どうして……?男はまたまた現れた!うぎゃ〜!と叫びたくなる恐怖。怖くて悲しいクーンツの罠。。。


文庫本
人類狩り THE BEASTCHILD
1970年度作品/創元推理文庫/榎林 哲=訳/装画=岩郷重力+WONDER WORKZ
ブックマーク
地球は星間戦争に敗北し、人類は絶滅の危機にあった。地球を征服した知性的な爬虫類ナオリ族の人類狩りの最中、ナオリ族の考古学者フランは一人の人間の少年と出会う。人類根絶の掟に密かに疑問を感じていたフランは少年を救ってしまい、荒れ果てた荒野へと逃げ出す。未来の地球を舞台に繰りひろげられるエイリアンと少年のSF冒険活劇。若きクーンツの、シンプルだが心にしみる作品は、30年の時を経ても充分に楽しめた。当時、ヒューゴ賞の候補にもなった作品。


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