里子たちの記録

ケリのヒナ

人の暮らしの中にいる野鳥たちの写真はあどけなくかわいいものです。でも、野生に触れることなく生きていくしか道がなくなった野鳥たちの姿は、日々を共に暮らしている里親さんの目から見てもとても悲しい存在です。野鳥たちは野生にあってこそが一番自由で、一番幸せ・・・多くの里親さんがこの思いを胸に抱いてがんばっています。
このコーナーでは、保護されたヒナたちに素早い処置ができるよう、より多くのヒナをより早く野生に返すことができるよう、野鳥のヒナの写真を募集しています。みなさんからのたくさんのご協力をお願いいたします。

写真を提供してくださったみなさんに深く感謝いたします
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ケリのヒナ

ケリのヒナ1 ケリのヒナ2

あどけない後ろ姿で掲示板の人気を独占した「ピータン」・・・シドニーで保護された時にはヒヨコよりもひとまわり小さいサイズでした。なかなかエサを食べようとせず、里親さんの努力もかなわずたった一週間の命でした。
その後、K.Morishimaさんは近くで「ピータン」そっくりの仔を連れているケリの親子に遭遇。専門家のアドバイスも得られて、ついに「ピータン」はケリのヒナであったこと判明しました。
もっと多くの情報を集められていたら、もっと早くエサや生活環境などを調べられていたら、そして、もっとていねいなアドバイスができていたら・・・と、とても悔いが残るケースでした。

写真提供:K.Morishimaさん


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