スピード、喧噪、機能最優先はもう沢山だ。がむしゃらより、ゆっくりとした暮らしが素敵だと思う。
我ら、団塊の世代が目指すスローな人生。


【カストリか、本格焼酎か?】
終戦直後の食料不足の時代、酒もなかなか手に入るものではなかった。そこでその時代の飲んべえが考案したのが、航空燃料用などのエタノールを薄めただけの代物「バクダン」。中にはそのまま生でやって失明した哀れなやつもいるという。
これよりましな酒として出回っていたのが酒粕取り焼酎(カストリ)だ。泡盛に次いで日本では最も古い焼酎といわれている。しかし、この時代は密造酒が多かった。メチルが出る、臭いがきつい、度数が強いという荒っぽい酒でもあった。現在でも数は少ないものの、純良な吟醸酒の酒粕のみを蒸留・熟成させたものも販売されている。もちろんメチルは入っていない。

さて、吟醸酒、ワインに続くブームを狙う本格焼酎である。スタイリッシュな焼酎バーで、芋焼酎を銘柄指定で注文する女性も増えてきている。アルコール度数はちょっと高い、しかし意外に次の日には残らない。これも女性に人気の一つかも知れぬ。それと、芋・麦・米・ソバといった様々な原料の香り、風味を引き出すことで、それぞれの焼酎を個性的なものに仕上げているっていう魅力もあるね。

本格焼酎は、原料のバリエーションから好きなものが選べるし、お湯割り・ロックなど飲み方もフリースタイル。
爺っさまとカストリで昔話をするか、娘と本格焼酎のウンチクを語るか。あなたはどっち?

【関連サイト】

蔵元訪問記「さなぼり焼酎」>>
芋焼酎研究所>>
泡盛倶楽部>>
焼酎ファイト!>>

【拝啓、企業様。団塊世代は待っている】
高齢者の80〜90%は元気で、健常な社会人であるという事実がある。
又、あるアンケートでの「元気な高齢者の一人暮らしの寂しさがわかるか」「老人会には入りたくない」「70歳になると一律に杖を送ってくる役所に腹が立つ」など、元気な高齢者の生の意見もあるんだね。

そう、わしらもオジサン達という十把一絡げ、“団塊”の世代という塊(かたまり)として見られることに腹を起てなくちゃいけない。
「年令相応」に満足しちゃぁだめだ。多様な生活スタイルを求める「俺相応」「私相応」を目指したいね。

アロハだって、ジーンズだって気が向くまま、外見はその時の気分や精神年令に合わせりゃいいんだ。
そういえばある時期、化粧品会社やアパレルメーカーが、中高年向女性向け商品で「五十代のための・・・」と対象年令をはっきり打出して同世代女性に総スカンをくったことがあった。


だめだね、団塊世代を年令でくくっちゃうのは。わしらは本音では老いを気にしているし、若さにもこだわっている。しかしトレンドも気にしている。
さりげなく、気配りを持って対応する。これが団塊世代に気に入られるポイント。
団塊世代8,060,000人が待ってるぞ!

【ご同輩、貴方の嫁さんは大丈夫か?】
結婚している中高年女性の二割りが、定年後は一人暮らしをしたいと望んでいる。という住宅関連企業がまとめたアンケートを見つけた。
「六十五歳のときに一緒に暮らしていたい人は?」という問に対し「配偶者と二人」と答えた人が男女とも最も多かったが、男性の約68%に対し女性は約56%と10%以上の開きがあり、又「一人暮らしを望む」は女性約22%と、男性の約8%より大幅に多かったのだ。

住宅メーカーによる同様の調査がまだある。「定年後はなるべく一緒に」としたのは、夫の約50%に対し、妻は約27%と半分程度。まだあるぞ。「妻と一緒に暮らしたい」と夫の半数が望んでいるのに、「別々の時もつくりたい」と妻の七割がのたまわっておる。

ま、あくまで将来のことであって即離婚よ!はあるまいが。ご同輩、この数字どう思う?

ある社会学教授がトホホな分析と助言をしてくれている。「夫は仕事、女は家事という性別役割分業を強いられた世代。潜在的に不満を抱えた妻が、定年後は解放されたいと思っても無理はない」「夫が仕事中心の生活を送る一方、妻は地域で個人的な人間関係を築いている。この差は大きい。定年後に妻から煩わしく思われないよう、男性も家庭生活で自立することはもちろん、仕事以外での趣味やボランティア活動を充実させることが必要であ〜る」

この学者、無礼者である。

【関連サイト】

asahi.com くらし「狙え!団塊世代」>>
web obra! オブラのホームページ
Lycosコミュニティサイト「若き50代」>>

【生活必需物資補給路って何なのよ?】
「ライフライン」の日本語表記のことなんだね。他にもオピニオンリーダーを「世論先導者」、バリアフリーを「障壁除去」とする言い換えている。これって社会的に認知されてると思うんだが。
国立国語研究所が、分かりにくい外来語を日本語に言い換える工夫についての提案したもの。 微笑ましいのが、十分な説明に基づく同意を意味する、インフォームド・コンセントが「納得診療」思わずクスリである。以下、納得できるものとしては、デリバリー「配達、宅配」、コンセンサス「合意」、マスタープラン「基本計画」などがある。

然し乍らである。思わず仰け反ったのが、インパクト「衝撃・影響」を例に上げ掲載された注記である。
「平成13年度国語に関する世論調査によると、50歳代以下では、8 割以上の人が意味の分かる言葉と答えており、定着度は比較的高い外来語であり、ことさら言い換える必要のない場合もあろう。しかし60歳以上では、意味の分かる人は、約5割に下がる。読み手の中に高齢者が想定される場合や、不特定多数の人を相手にする場合は特に、インパクトをそのまま使うのは避けたほうが望ましい」

ヨケーなお世話である。このコメント、我ら団塊の世代の矜持にソートーの「インパクト」を与えておる。
皆の衆、国立国語研究所の外来語に関するモラトリアムの次回会議までの延長を提唱しよう。

【関連サイト】
国立国語研究所「外来語」委員会

【啖呵、悪態のススメ】
近頃、怒ってます?落語や芝居など、昔の日本語には口にのせれば気分がスカッとする、ダイナミックな「罵倒言葉」が沢山ありましたなぁ。
悪口も言えず我慢に我慢を重ねて、思わず手が出る足が出るというのは愚の骨頂というもの。団塊の世代はシチュエーションに合わせて啖呵を切ろう。

*そそっかしい息子に・・・
おめえみたいなやつはねぇ、しまいにぁ電車んなかへ、体を忘れてくるぜ。(落語/堀ノ内)
*割勘を迫る上役に・・・
勘定払やぁいいんだろう。こんちきしょう、ひっかくぞぉこんちきしょう、何いってんだい本当に。(落語/鰻の幇間)
* 日曜日の朝、女房に・・・
おぅ、こん畜生、やけな起こし方するなよ、おい、起こすったって、もう少しやさしく起こせやい。邪険な起こし方ぁしやがって。(落語/芝浜)
*密かに買っていた宝くじを引当てて、女房に・・・
びっくりして座り小便して馬鹿になっちゃぁ承知しねえぞ。(落語/火焔太鼓)
*電車の中で無礼な若者に・・・
もっとそっちへ。邪魔だ。町人(洟垂れと読み替えましょう)の分際でなんだ、その方たちは。あの、人間の形してるだけのものだ。 もっと向こうへ行け。(落語/巌柳島)
*露天風呂で騒ぐ団体客に・・・

こっちの野郎ぁ凄いねぇ。痩せてやぁんねぇ。肋(あばら)んとこなんぞブルキの湯たんぽだねぇ。骨が邪魔で痩せられないってんだ。こっちのやつぁいやに太ってやぁんねぇ。凄い筋肉質じゃない脂肪太りだよ。ああいうのぁ区役所ぃ届けなきゃいけないよ。脂肪(死亡)届けとかなんとかいってねぇ。えぇ!こっちのやつぁ凄いねぇ。尻のところなんか毛深いねぇ、あれ湯屋だからいいんだよ、山んなか行きゃ鉄砲で撃たれちゃうよ本当に。きたねぇ尻してやがんねぇ。不潔ってなそれから始まったんだよ。ええ?(落語/湯屋盤)
*気に食わないテレビの解説者に・・・
ずいぶん長い顔だね、馬が紙くずかごくわえて、シルクハットをかぶったようだね。(落語/縮みあがり)
* 男性用洗顔フォームのテレビCMを見て・・・
ええ、男のくせに顔ばかり気にしてやがんだから本当にろくなもんじゃねえなぁ。いい加減にしなさいよぉ。あんまりこすってるってぇとしめいにはシンが出てくるぞ、本当に弱ったもんだね。(落語/搗屋幸兵衛)

さて口に出すのもよし、心で呟くのもよし。自己責任でご使用ください。

 

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